今日関西圏を襲った地震ですが、発生時は地下にいて、しかも地下鉄に乗り込んで発車待ちをしてる時でしてまったく揺れに気付いていませんでした(^^;。地下鉄は何事もなく動いたんですが、難波で乗り換える私鉄が止まってました。私が駅に着いた頃には「運転を再開します」というアナウンスがされてたんですが、そこから実際に動き出すまで30分近くかかっていたような。で、ちょっと帰りが遅くなってしまいましたよ。
で、帰宅してみると案の定部屋の中はえらいことに(^^;。CDの山が2つ崩れて、ペン立てやわたおにのフィギュアが2つほど棚から落下したりなんかしてました。でもまあさしたる被害はなし。本棚の本は無事でしたし。阪神大震災のときは本が降ってきたもんなあ。
24:00前 今またかなり揺れた。長かった。こんどはDVDの山が崩れた(^^;。あ、また余震が。
滋賀県立近代美術館の企画展「コピーの時代」最終日。教科書的な展示という評判は確かにそうでしたが、それだけに教科書等でしか知らなかった作品が次々と出てきて、結構満足でした。
なんせいきなりマルセル・デュシャンの「L.H.O.O.Q」ですよ!そのあとも「ひげをそったL.H.O.O.Q」「泉」「瓶乾燥器」などのレディ・メイド作品が次々と。オリジナルはほとんど消失してるんで64年製のレプリカが展示されてるんですが、それがまたレディ・メイドのコピーという複雑な構図になっているという。
次の展示室にはアンディ・ウォーホルの「マリリン」や「キャンベル・スープ I」、ロイ・リキテンスタイン、森村泰昌なんかが。福田美蘭のディズニーキャラクターを用いた作品が皮肉が利いてて面白かったです。
そして第3室では赤瀬川源平の千円札印刷作品シリーズ、そして「復習の形態学(殺す前に相手をよく見る)」も。これが見れただけでも行った甲斐がありましたよ。
第4室では小沢剛の「醤油画資料館」がすごく楽しかったです。醤油画では李禹煥や具体の金山明の作品を再現したものが印象深かったです。
最後の第5室には森村泰昌の「美術史の娘」シリーズ、小川信治の「WITHOUT YOU」シリーズ、そしてシンディ・シャーマンの「アンタイトルド・フィルム・スティル」シリーズ等等。もうお腹いっぱい(^^;。