ちょっと休みましたが、まだ続きます。
「日本語の作文技術」本多勝一 / 朝日文庫
内容に若干疑問をおぼえるところはあるものの、簡潔で分かりやすい文章を書くためには、ということを学ぶにはいい教科書となるのでは。私は全然実践できていないんですが・・・。
「理科系の作文技術」木下是雄 / 中公新書
これもちゃんと実践していれば明快な文章が書けるのになあ。実家に置きっぱなしだよ。理系じゃない人にもお薦め。
「私家版 日本語文法」井上ひさし / 新潮文庫
授業ではただただ退屈だった文法が実はこんなにもおもしろいものだった、と思い知らされた本。騙されたと思って読んでみてください。
「こいつらが日本語をダメにした」赤瀬川源平・ねじめ正一・南伸坊 / ちくま文庫
これはお気楽に読める本。くだらんネタ満載です(^^;。
その手のものだったら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122024889/qid=1090781751/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-2229906-4389823
三島版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122025354/qid=1090781751/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-2229906-4389823
谷崎版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122024668/qid=1090781751/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-2229906-4389823
丸谷版
などと老舗がありますね。こういうものは一冊だけ読んで済まされず、必ず複数読んで(紹介にある本多のものでも構わない)比較して己の位置を定めなくては道を踏み外してしまうので危険です。薦めません。
大真面目に歪んだことを書いてる文豪に対し、反駁やおちょくりが一つのジャンルを成しているのも文芸としての『文章読本』モノの奇妙さを示しています。Amazonでもどこでもいいから「文章読本」で検索してみればいいけど、いろんな人が揶揄してます。上記の井上ひさしもセルフパロディみたいに《自家製 文章読本》なんてのを出してる。それでもやっぱり茶々入れでは本家にはかなわないか。
どうせなら新盆も近いので金田一春彦追悼キャンペーンが趣深いかもしれない。
それにしても《にほんごであそぼ》ってタイトルは、ガイジンのお姉さんだらけのお店みたいですね。ガイジンのオカマちゃんかもしれんけど。で、なぜ彼女たちの敬称は「ちゃん」が一般的なのですか? 日本語の謎、ややこしや。
↓Yahooから中国語検索13件。
岸田奈緒美の広島経済大学CMが新しくなってるよ。ぴぃさんのところでも流れてます?