2004-07-21 桃栗三年 [長年日記]

[book]勝手に読書案内 その2

やっぱり続きました。今日は児童文学系を。

・「西の魔女が死んだ」梨木香歩 / 新潮文庫
西の魔女が死んだ
扱っているテーマは割と重たいんですが、「ああ、そういう描き方があるのか」と感銘を受けた作品。読む人それぞれ受け取り方がかなり違ってくる作品ではないでしょうかね。

「チポリーノの冒険」
ジャンニ・ロダーリ / 岩波少年文庫
小学生の頃夢中になって読んでました。細かいストーリーはまったく憶えてませんが・・・。

「不思議の国のアリス」
ルイス・キャロル
説明するまでもありませんね。リンク先にあげてるのは私が初めて読んだ多田幸蔵訳の旺文社文庫版。とっくに絶版です(^^;。高橋康也・迪訳の河出文庫版、柳瀬尚紀訳のちくま文庫版、矢川澄子訳の新潮文庫版あたりがお薦め。それぞれ個性のある訳なんで読み比べるとおもしろいでしょう。

まだ続くかもしれない・・・。

れすれす

よしりんさん>レンズこんどお披露目するっす。小田扉は「こさめちゃん」の表紙が妙に印象深いです。読んでませんが。

『あのよろし』か?さん>結構マジですよ。ネタも混ぜていきますが(^^;。あう、3冊とも読んでないや。読もうと思ったことすらない3冊目はともかく、この界隈に居ながら2冊目を読んでいないのはダメだなあ。

『あのよろし』か?さん>結局書いてるし・・・。

ダレさん>次は同伴出勤か(ぉ。うちの車はまあなんとかやっていってます。

ダレさん>うなぎおにぎりだけ食いました。むなしい・・・。

えあぽさん>なかなか渋い選択ですなあ。私もそのうち読んでみます。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
『あのよろし』か? (2004-07-22 03:37)

半ば戯れなりに海外文学、日本文学、現代娯楽小説(?)とバランスよく挙げたつもりなのにネタかマジかが曖昧でつまらなくなったな。それに詩、評論、随筆、学術書に分類されるもの等々を排除してしまった。こんな小説偏重はまるで学校教育の国語ではないか。

あれこれ考えてみたが、小説限定だったらこのケースに極めつけなのがあったのを思い出した。
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=111702-0
《戦艦武蔵》《生麦事件》などが有名だけども、この作家の本質は「ドキュメンタリーであり同時にフィクション」を徹底した取材で成し遂げているところ。
挙げたのは短編集で、中で《少女架刑》に注目。オイラもたしかギラギラした高校の夏にこの作家の別の文庫を漁るつもりで飛び込んだ冷房の効いた書店で手にとって、一気に読み通して慄然とした。
あえなく病死してしまったとある貧家の少女の遺体がろくでなしの両親によって大学病院に献体として売られ、解剖教室で何週間も実験の道具となり、無縁仏として納骨堂に収められるまでを本人の一人称で叙述している。グロとかエロとかを超越した、透明感すら漂う淡々とした冷徹な描写に鳥肌が立つ。「形」があるうちは主人公の羞恥が伝わって不謹慎な医学生に怒りを催したりもするが、大方バラされてしまった頃には不思議な爽やかさが現れてくる。そして最後に意外な、不穏な響き。
物語の経過がちょうど夏休みぐらいの長さで、この夏ずっと体感的記憶にこびり付く内容。ショートショートをとのリクエストにもかなうだろう。乙女が読めば必ずや無心ではいられません。でも感想文書けなくなるかもね。

『あのよろし』か? (2004-07-22 04:45)

それから封じ手として、ナボコフのあの本は敢えて挙げません。きっと誰も必要としてないから。今の日本であれに真価を見出せるのは、それこそ大学の先生ぐらいかもしれません。

某小日向えり嬢 (2004-07-22 21:36)

何気なく見にきたら、自分の名前があってビックリ!!
本の紹介ありがとうございます♪図書館で探してみます(●^v^●)

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