朝9:10に大阪駅を出る高速バスの東海道昼特急で東京へ。日中がつぶれますが、6000円で乗り換え等なしで行けるんで試してみました。前夜3時間しか寝てなかったこともあって車中ではほとんど寝てました(^^;。スムーズな運行で、さすがに都心に入ると渋滞してましたがそれでも十数分の遅れだけで17時過ぎに東京駅に到着。そこからがちょっと慌しかったのです。
水道橋に移動して予約してあったホテルにチェックイン。部屋に荷物を置いたらすぐに銀座に移動。月光荘という画材屋さんがあって、ここのかばんがいい感じだよと後輩に教えてもらっていたので見に行ったのでした。ちょっとしたスケッチブックのほかに画材なんかもらくらく入るサイズのおけいこバックを購入。イラストレーターを目指す笠木さんへのプレゼントとして(^^;。月光荘では包装を一切してくれないので適当なラッピング用の袋なんかを探してしばらくうろうろしましたがみつけられず・・・。時間切れとなり、再び移動。外苑前に向かったのでした。
私のような音楽の趣味を持つものにとってMANDALAは一種憧れのライブハウスでもあります。そこにはじめて行ってきました。しかし、こじゃれた店ですな。普段行ってるのが京都の磔磔とか拾得とかの薄汚い、でも居心地のいいところなんで(^^;。
開演の10分前くらいに入場。客はまずまずの入りでした。多すぎず少なすぎず、テーブル席でゆったりと見ることのできるくらいの。
今日のバックのメンバーは大川俊司(B,Ag)、勝俣伸吾(Pf)、板倉文(G)、れいち(Ds)というもの。れいちを生で見るのは多分初めてだなあ。この人の独特のドラミングが結構好きなんですよ。「デンキ」のときは美潮さんよりもれいちのドラムをずっと見てました(^^;。板倉文は昔の美潮さんのライブで見てるはず。そう、小川美潮とガニメデとか小川美潮とエウロパ(何年前だ!)の頃に。あいかわらず変態チックな音が炸裂してました(笑。
美潮さんはあいかわらず飄々としていて、天然で、単語をよく忘れていて、いくつになってもかわいらしくて、よくわからんことを喋っていて、そしてやっぱりいい歌を唄っていました。「デンキ」「恋」「良心力学」「ハス・クリア」「ティー・フォー・トゥー」「はじめて」などなど。懐かしい曲もいくつか聴けてうれしかったです。「ハス・クリア」はもともと遊佐未森がリードヴォーカルの曲なんですが「遊佐ちゃんは多分歌ってないから私が歌い継ぐ!」と言ってはりました(^^;。2回目のアンコールで何も用意していないから一度やった曲をもう一度、となったときもこれを選んでましたし。
ちょっとびっくりしたのが、2曲だけですが美潮さんがオベイションのベースギターを抱えて歌ったこと。こんなこともするようになったんですねえ。できるのは3曲だけだそうですが(^^;。
いくつか告知をしていたんですが、東京ではたくさんライブがあるんですねえ・・・。はぁ。まあでもこんなところにおったら金が続かんなあ(苦笑。それはともかく、恐らく1年以上振りの美潮さんライブ、非常に楽しかったです。
そうそう、MCはどれもおもしろかったんですが、ひとつ。鯉ヘルペス、狂牛病、鳥インフルエンザと続いて・・・次はカニが来ますよ、だとか(笑。海老は(美潮さんが)好きだから大丈夫だそうな・・・。
数寄屋橋公園の並び辺りにホログラムとかその手の商品の専門店が出てたの、あれ月光荘じゃなかったかなあ? 遥か昔の話ですが。
また覗きたいと思いながら無くなったようで見つけられんかった。一度行ったきり二度と辿り着けなくなってしまう不思議雑貨の店、ってとこがまるで御伽噺のようでもある。それすらずいぶん昔のことだけど。
そのとき何点か買ったちまちました小物の中になぜかピアスがあったっけ。いかにも昔の出来事だよ……。