ナイトinナイトの「V.I.ぴ〜」にベッキーが。若いゲストも出るんやねえ(笑。
京都精華大学でまた面白そうな企画が。音楽表現講座「難しい音楽」。講師が大友良英、菊地成孔というのが魅力的です。
文字通り音を楽しむというところから音楽は始まったと思うのです。そういう意味では「難しい音楽」というのはかなり矛盾した存在ですが、そうとしかいえないものが存在するのは事実でして。有名なところではジョン・ケージを筆頭とするいわゆる現代音楽とかオーネット・コールマンなんかを始祖とするフリージャズとか「非常階段」がはじめたノイズとか。最後はそんなに有名じゃないか(^^;*1。なにが楽しくてそんなわけの分からん音楽を聴くんや、と時折言われるんですが、自分でもよくわからないんですよねえ(^^;。そういうものでも聴いてて気持ちよくなる瞬間というのはあるんですね。ミニマルの快感とか轟音の中の静寂とか。それと難しいからといって避けるのもなんか悔しくて(笑。難しかったら考えたらいいやんと。そういう点で今回の講座はいろいろと考えるヒントをくれそうでおもしろそう。
で、翌日にはライブが。菊地さんのDCPRGと大友さんのThe "blue" band。特にThe "blue" bandは確かレギュラーバンドではなくて企画物やと思うのでかなり貴重です。これが京都で聴けるとはなあ(感激。ところでリンク先下のほうのライブ時の注意事項がなんかおもしろいです(^^;。
よしりんさん>そんなにほしのは私を欲しているのかあ(違。いや、でもほんまそんな勢いになってしまいそうな(^^;。
こ。さん>おもしろいっすか。しかし、これって何巻も出るのと違いましたか?全部買うんすか?(^^;
雑誌:DOS/V POWER REPORT 2003.04
*1 実はノイズファンの間では「非常階段」は世界的に有名なバンドです。何しろ「King of Noise」の称号で呼ばれてるくらいですから。
「水曜どうでしょう」DVD購入。おもろいっす。しかも長い。
先週のAX2、B3が出ていましたがアンナcの声がー!大丈夫なんでしょうか?
なわけで30日19時(!)から石丸でイヴェントですがいらっしゃいますか?(苦笑
ミニマルって難しいかな。ここ10年の代表的なサントラ作家にはこの系譜の人が結構いますよね(マイケル・ナイマン、久石譲など)。もっと云えばテクノの多くはミニマルとミュージック・コンクレートのヴァリエーションですし、刺激的な轟音やループの中にチル・アウトを感じるというのはまさしくこの感覚です。ケージも現代曲の作家の中ではアナリーゼが進めやすい方だと思います。
「難しい」と「解りにくい」が錯綜していて、かえっていい講座テーマですね。
一つの具体例はジョン・ゾーンの『コブラ』かな。セッションの成果物としての楽曲を聴いても難解だけどもルールを心得るとゲームに解体できて、誰でも参加できる。コンテクストと表現技法の違いはあっても、シカゴ音響派などもまさにこうした範疇でしょう。
「音を楽しむところから音楽は始まった」というのは近代人の感覚なのかもしれません。音楽の追求の最大の動機は神への捧げ物でしょうし、そうした発祥は世界中どこでもそれほど違いはない気がします。殊に西洋では神への奉仕がルネサンスにより人に振り向けられて以降、各種の芸術が分化・自律し、そのとき初めて宗教から独立した音楽というものが現れたと考えるのが妥当だと思います(古代ギリシアだとピタゴラスは普遍的真理の探究、プラトンは人心操作の手段として音楽の固有の側面に着目していたようです)。もちろん民衆・世俗の音楽も存在していたはずなのですが、外部(とりわけ第三世界)の音楽を包摂してリミックスしながら新陳代謝を繰り返す産業構造と結びついた今日的なポピュラーミュージックとは断裂がありそうです(ジプシーの旅芸人の音楽の伝播などがこの関係を解く一つの鍵になるのでしょう)。
19画伯は、おそらく本人も気付かぬうちにアウトサイダーアートの域に踏み込んでいる。アウトサイダーアートについては、代表作家とされるヘンリー・ダーガーの紹介が理解を得やすいと思います。
http://www.shiseido.co.jp/s9609gas/html/gas000hd.htm
http://www5d.biglobe.ne.jp/~calico/02-gettosha/k/darger/darger%20top.html
こうした作品は一昔前なら美大のある地方都市の質屋で探すのが手っ取り早かったのですが、こんなモノが検索するとパッと出てくる時代というのは恵まれた社会なのかな…。
ツッコミどころかほとんど荒しですね(内容も内容だ)、スイマセン。
難しいことは判りませんが、「ぴよぴよっ」の「ハピラキ王国」を聞くと脳下垂体が溶けそうになります。
日本スポーツカード協会の広重会長が、そういう人だと知ったときはショックでした・・・。